痩せにくいのはなぜ？ダイエットの3つのポイント

40代になると、ダイエットをしようと思ってもなかなか痩せられません。

それどころか、痩せようとしてご飯を抜いたりすると、かえって逆効果になってしまいます。

今回は40・50代の方に向けて、ダイエットが上手くいく3つのポイントを紹介します。

リバウンドしないためにも、正しいダイエット知識を取り入れましょう。

なぜ痩せにくくなるの？

年齢とともに痩せにくい体になる理由は、主に「基礎代謝の低下」「ストレス」「女性ホルモンの乱れ」です。

私たちの体は、基礎代謝によってエネルギーを消費しています。

栄養素をエネルギーに変えるのには不可欠な基礎代謝ですが、40代になると急激に落ちてしまいます。

年齢とともに内臓機能と筋肉量が低下してしまうからです。

代謝が落ちると、必然的に消費エネルギーが減り、痩せにくい体になります。

ですので、若い頃と同じ生活をしていると太りやすくなり、痩せたいと思っても痩せづらいのです。

＜小見出し＞ストレス

人間の体はストレスでコルチゾールというホルモンが分泌されます。

コルチゾールが分泌されると、過食しやすくなったり、筋肉量が落ちやすい状態になるなど、ダイエットに不向きな体になってしまうのです。

加齢とともにストレス耐性が下がるので、コルチゾールが分泌されやすくなります。

＜小見出し＞女性ホルモンの乱れ

40代に入ると、更年期になり女性ホルモンが減ります。

女性ホルモンには、痩せるホルモンといわれる「エストロゲン」と、太るホルモンといわれる「プロゲステロン」があり、2つのバランスが一定に保たれていると体や心が安定します。

しかし、50代で閉経を迎える頃には、エストロゲンも減少しているため、不安定になりやすいのです。

＜中見出し＞ダイエットの3つのポイント

40・50代の人が気をつけたい、ダイエットのポイントは以下の3つです。

＜小見出し＞バランスのいい食事

炭水化物を抜いたり、何も食べないなどのダイエットはおすすめできません。

なぜなら、食事を抜くと栄養をを貯めようとして、エネルギーに変わらないからです。

若い頃は良くても、代謝が落ちている40・50代は、食事を抜くと更代謝が落ちてしまいます。

1日3食、バランスの良い食事を摂りましょう。

肉、魚、大豆製品はタンパク質を多く含むので、代謝アップにつながります。

＜小見出し＞適度な運動

運動をせずに痩せようとすると、エネルギーが不足して代謝が落ちてしまうのておすすめできません。

筋トレや有酸素運動を行うことで、基礎代謝を上げることができます。

週2〜３回のペースで行うなど、ストレスにならない程度に運動することをおすすめします。

＜小見出し＞質の良い睡眠

睡眠と肥満は大きく関係しています。

睡眠中はカロリーを消費し、反対に寝不足になると高カロリーの食べ物を摂取したくなるからです。

質の良い睡眠は、ストレスの軽減や女性ホルモンを整える効果があります。

＜中見出し＞

40・50代になると、若い頃のようにはなかなか痩せられません。

短期間で脂肪を落とすなど無理などのダイエットはストレスになるのでおすすめできません。

バランスの良い食事、適度な運動、質の良い睡眠で体を整えながら、無理のない範囲でダイエットをしましょう。