置き換えダイエットの正しいやり方

運動への苦手意識がある、運動をしたり栄養バランスについて考えたりする時間がない、食事制限を苦痛に感じる…など、ダイエットへの悩みは尽きないものです。

そんな人におススメなのが「置き換えダイエット」という方法です。

簡単に始めることができる一方で、やり方を間違えると思うように体重が減らなかったり、リバウンドしてしまったりといったデメリットもあるダイエット方法なので、正しいやり方について確認をしておきましょう。

 

そもそも置き換えダイエットとは?

置き換えダイエットとは、1日の食事のうち1~2食を低カロリー・高タンパク・高食物繊維のメニューに置き換えるダイエット方法です。

1日の総合摂取カロリー数を抑えることが出来るだけでなく、高タンパク食材と筋トレを組み合わせることで筋肉量増加に繋げたり、高食物繊維食材によって便秘解消効果が期待できたりもするのがポイントです。

3食全てに制限をかけるわけではないので空腹に苦しむこともなく、長期間続けられる方法でもあります。

 

正しい置き換えダイエットの方法とは?

置き換えダイエットをする上やりがちなのは、極端に低カロリー食だけを選ぶようになってしまうことです。

張り切りすぎるあまり食事を1日2食にしたり、小さなサラダだけを食べて食事を終わりにしたりしてしまうと却って空腹感が増すようになり、次の食事のタイミングで「今は置き換えダイエットのタイミングではないから」といってドカ食いしてしまうということに繋がりますs。

また、低カロリー状態が長続きすると筋力の低下も起きやすくなります。

筋力低下によって基礎代謝が下がり、疲れやすい、運動したくない、体内の脂肪分解力が落ちる、ビタミンやミネラルを吸収しづらくなる、といったネガティブなサイクルが出来上がってしまうので注意が必要です。

カロリーはそもそも人間の生命維持活動に必要な要素であるということを理解し、最低限のカロリーは摂るように心がけるのが大切です。

 

大切なのは、低カロリー食と通常食を交互にやること!

あくまでも、置き換えダイエットは低カロリー食と通常食を交互にやっていくことで初めて効果を発揮します。

少しずつ1日の合計摂取カロリーを減らしていくことで満腹だと感じるボーダーを下げることが可能となりますので、低カロリー食を3回続けてその後ドカ食い、というようなことだけは避けるように計画を立てましょう。

友人や家族と食事をするタイミングでは通常通りの量を、一人で食べるランチや朝食では少な目の量を、という形で調整するのがベストでしょう。

焦らず気長に、体質改善のつもりで取り組むのが最も効果の現れるダイエット法です。

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